我が町の伝統漁である鵜飼の漁師・鵜匠は、船の上で立ちながら複数の鵜をコントールします。 船の上は不安定で滑りやすく安定した姿勢を保つことが困難です。
鵜匠は前足部のみを覆う足半 (あしなか)という特殊な草鞋を履いています。足半によって前足部に重心が乗りやすく、下肢全体の筋肉に自然と力が入り不安定な場所でも姿勢が安定し滑りくくなるのです。
足半には前足部や土踏まずにあるアーチ構造(横アーチ、縦アーチ)を支える効果もあり、足にかかる衝撃緩和効果も期待できる優れた履物です。
私たちは、前足部で重力を感じ筋肉を使って歩く歩き方を、鵜匠の足半にちなんで『鵜ォーク』と名付けました。
皆さんも『鵜ォーク』ですべらない歩き(転ばない歩き)を手に入れましょう!
コラム:鵜ォークで歩き出そう